知っ得マメ知識|八尾和紙辞典和紙ができるまで型染紙とは?良くある質問Q&A

良くある質問 Q&A

Q.和紙の原料は?
A. 古くは麻・楮・雁皮などの繊維が使われました。
現在では、楮・三椏・雁皮が代表となっています。
楮は、繊維が太くて長く強靭なので障子紙・表具用紙・美術紙・奉書紙など用途は広く、最も多く使用されます。
三椏は、繊維は柔軟で細くて光沢があり、印刷適性に優れています。世界一の品質を誇る日本銀行券(紙幣)の原料のほか、釜箔の間にはさむ箔合紙、かな用紙、美術工芸紙などに使用されます。
雁皮は、繊維は細くて短く、光沢があるのですが成育が遅く栽培が難しいので使用量は減少しています。現在は金箔銀箔を打ちのばす箔打ち紙、襖の下貼り用の間似合紙などに使用されています。

Q.原木から紙になる量は?
A.
















5500g   825g   495g   250g   245g   220g
100%   15%   9%   4.5%   4.4%   4%

原木のほんの数%しか紙にならないのです。

Q.紙になるまで何日かかる?
A.

使用する原料の状態・設備・原料処理の方法・従事者数などによって日数が違ってきます。
伝統的な方法で作る楮紙は23日かかり、現在の方法で作る障子紙は7日間で紙になります。


Q.和紙の用途は?
A.

ほとんどは書写材料です。
和紙の完成期(奈良時代)に書写用紙や料紙の技巧が開拓されました。
建築関係では、襖紙・明り障子などその他、漆や油をこしたり、懐中紙ものを写し取ったり、下図を書く典具帖紙。
工芸では、紙衣【かみこ】(こんにゃく液を塗ってもんだ紙を衣服に仕立てる)、紙布【しふ】(和紙を細かく裂き、より糸を織った布)、柿渋紙(数枚の和紙を柿渋で張り合わせたもの)。
漆芸では、漆をこすための吉野紙、文様の下図を漆器の表面に写す典具帖紙、一閑張(漆器の表地を和紙で作るもの)
紙塑【しそ】人形は、和紙を芯から貼り重ねて成形し、日本刀を磨き、拭うのに用いる美濃紙・越前奉書など、各分野で和紙の特性が引き出されて活用されています


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